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もっとあったらいいな住まいのアイディア
「マンション内郵便ポスト」
住まいをもっと快適で使いやすくするために、一般の方々の思いを集め、タカラレーベンが実際に製品化を図り、自社のマンションに実装化して参りました。このアイディア募集企画を2015年より継続して行っています。これからも社会に眠るアイディアを発掘、選定、開発支援から製品化までをサポートし「社会貢献＝社会にもっと良いことをしよう」という取り組みです。
マンション内設置郵便ポスト付宅配ロッカー「ソコポス」
このシステムの導入により集合住宅内の専用郵便コーナーで郵便物の集配が可能になりました。集合住宅で初めて導入される試みです。これは回収業務と配達業務という異なる業務の効率を少しでも高め、発送利用者と配送業務者の二者の伝達流通手段のどちらにも効率化をもたらし、配達業務の負担を軽減するとともに、双方の利便性を高める取り組みです。
審査コメント
社会的な問題となっている集合住宅に於ける宅配物や郵便物の回収業務と配送業務の根本的な改善策に対して、集合住宅事業者と日本郵便が共同で行う画期的な取り組みである。回収業務と配達業務という異なる業務の効率を高め、発送者と配送業者のどちらにも効率化をもたらすものとして評価した。増加する配達業務の負担を軽減するとともに、双方の利便性を高める可能性がある。
地方活性化への取り組み「レーベンクラフト」
「LEBEN CRAFT」はタカラレーベンがマンションを供給した地方の特産品を、マンション入居者がスマホ用のマンションコンシェルジュアプリを利用して購入できる仕組み。都心のマンションに住む人と地方をつなぐことで、地方活性化への貢献を行っていく。デベロッパーの中でも、都心部の開発だけでなく地方都市再生事業を行っているタカラレーベンならではの取り組みです。
審査コメント
スマホを使った特産品販売アプリはけっして特別なものではないが、消費者（入居者）からも生産者からも手数料を取らない仕組みは新しい。この仕組みが広がるほど、地方の生産者は潤い、入居者サービスになり、なおかつマンションの付加価値が上がる。現在はまだ小規模だが、今後の拡大と展開に大きな期待を込めて評価した。
審査コメント
プロの仕事をただ消費するだけでなく、生活者が自ら参加することにより、イノベーションが起きやすい状況を生み出している。さらに住まい手が当事者になることで、受け身だった住宅に新しい価値を提供している。小さなアイデアも実現できていることは素晴らしいが、より社会全体に影響を及ぼすデザインが生まれることを願っている。