一生ものを一緒に

発想の源泉

クリエイトする者達

SPACE DESIGN  INTERIOR居住空間により快適さを求めた新発想「ベンチ」「ワークスペース」

デザインのポイント

あらゆる個性が表現される場所へ。より広く、機能的に、そして美しく。
お客様のニーズに応えながら、空間と相談し、よりベストな答えを導き出す。

【ベンチ】
玄関を広くできないものか?」海外だと玄関のスペースに椅子を置いたりすることもあるが、 日本だと10cm、20cmと狭い空間をいかに活用していくか勝負になり、このアイディアに結びつきました。 確かに「ワイドが900mmしかないスペースを広く見せたい」 「お買い物から帰ってきたらまずは腰掛けたい。履物を履くにも腰掛けたい。」 といったお客様の声を日々耳にします。
しかし、標準として実装するには洋室の広さが削られるため実現が難しい。
極端に言えば隣接する洋室が7畳→6畳になったりするからだ。
それでも「ベンチ」を設けたいというお客様は数多く存在する。
そういった声から、玄関に対する意識は高いのだと改めて実感できた。
だからこそ、このアイデアを膨らませようと次のような提案も同時に行いました。
ベンチに飾り棚をつける_好きなインテイアや小物を配し見せる玄関へ
ベンチの背の壁をひと工夫_タイルや壁紙を施し雰囲気を高める(照明を足しても可)

代表取締役 石塚純子
有限会社コラージュ 代表取締役 石塚純子
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「ベンチ」参考写真
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【ワークスペース】
リビング・ダイニングという空間にプラスアルファのスペースを確保することは、コロナ禍による在宅ワーク需要がでてきて世間一般への認知は広がってきましたが、このテーマは空間創造という仕事に従事してからずっと向き合ってきたことでもあります。それは、時代とともに変化する個人のライフスタイルからも影響されます。例えば、パソコンやインターネットの普及で、書籍を大量に所有している方は昔と比べると少なく、「書斎」という部屋をわざわざ作らずともコンパクトな空間をうまく利用することで充分になった方もいるでしょう。来客の多いご家庭では、リビングの一角にスペースを設け自慢のアイテムやインテリアで装飾することで、魅せる空間へと変化させることもできます。あらゆる個性が集う場所だからこそ、単純にテーブルやソファを置いて、そこで寛ぐだけがこの空間の務めではなくなってきていると感じます。ワークスペースを設けることで、いつもの暮らしと少し視点を変えながら「動きのある楽しい空間づくり」を心がけています。

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「ワークスペース」参考写真
アイデアの背景
取得コストを抑え、満足の広さを。

ものを考えるときは、とにかくそれを扱う方のペルソナを作成し、「この人のライフスタイルであるならば」をじっくり考えます。そのために、仕事と関係なくても普段からいろんなものを見て、「ステキ」と思ったら写真やメモでストックしておきます。そして、居住空間や暮らしというものの世界を考えるにあたって常日頃思うことは、日本人は身なり(服)にはお金を使うけど、家の中にはお金をあまり使っていないということです。お金というか「意識」ということでもあります。壁紙ひとつとっても「とりあえず白でいい」である場合が多いように思います。その「とりあえず」をやめてみてはいかがでしょうか。いつも居る場所なのだから、服やメイクを選ぶときのように“もっと楽しんでほしい”と願います。

インテリアはFashionか? それともLifeか?

私たちの答えは どちらも YES.
インテリアを もっと自由に もっと気軽に 楽しんでほしい
そこに 人と空間がある限り、アイデアは無限
感動とワクワクを 生み続ける
それが 私たちのミッション

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ものには訳があります
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