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マンション各住戸玄関一体型宅配ボックス スルタク(THROUGH TAKU)

「スルタク(THROUGH TAKU)」は、マンション住戸に設置された玄関一体型の各住戸専用の宅配ボックスです。外出時のスマートホンでの対応や、非対面での受け取りなどを可能とし、配達時の不在をはじめ宅配・デリバリーをめぐる様々な課題を解消。居住者・配送業者とも利便性を高めることができます。

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デザインのポイント

三和シヤッター工業・アイホン・美和ロック×タカラレーベン共同開発の次世代型スマート宅配システム。
不在、共用部の宅配ボックス不足、非対面受取りなど、現在の宅配サービスをめぐる課題を一挙に解消。
住戸内からの取出し、スマホによるロック解錠など、居住者・配送業者双方の使い勝手に配慮した機能を充実。

背景

ネット通販などの利用拡大に伴う宅配物の増加は、不在による再配達など、様々な課題を発生させ、それは現在も続いています。当社では、新型宅配ボックスの開発などを通じて、この課題解決に取り組んでいます。そして、コロナ禍に「非対面」「非接触」という行動様式が広まり、さらなる進化が求められていると考えました。輸送トラフィック増大への対応とニューノーマル時代のライフスタイルへの対応を両立させるべく、三和シヤッター工業(宅配ボックス)、アイホン(インターホンとの連携)、美和ロック(「デジタルロック」2017年度グッドデザイン賞)のノウハウを活用し、当社タカラレーベンのプロデュースのもと共同開発に取り組んだのが、このマンション各住戸玄関一体型宅配ボックス「スルタク(THROUGH TAKU)」です。

概念図 before
概念図 after
概念図
下矢印

各住戸専用のボックスを玄関に設置することには多くのメリットがあります。共用部に設けられた宅配ボックスは全戸分が用意されているわけではなく、不足することが少なくありません。また、玄関脇であれば重量物でも居住者に運び上げる負担をかけることなく不在配達ができます。多くの場合、宅配業者は居住者への配慮から飲用水などの重量物を宅配ボックスに入れることを配送員に禁じています。さらに「スルタク(THROUGH TAKU) 」では、玄関を出ずに住戸内からの荷物の取り出しを可能にしました。居住者の負担が減ることはもちろん、これにより非対面での受取りも徹底できます。また、遠隔でオートロックを解錠できるシステムを導入。預入れ、受領印のやり取りなど操作もシンプルに簡略化され、居住者・配送業者ともに使い勝手に配慮しています。収納量も高めることができ、防火対策も徹底しました。

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