一生ものを一緒に

発想の源泉

クリエイトする者達

壁紙廃材から始まるサステナブルな企業活動

社会にもっといいことしよう!

SDGsが盛り上がる以前の2015年から、タカラレーベンでは「社会にもっといいことしよう!」をスローガンにエシカルアクションを推進。その中でモデルルームなどの廃材に着目し、これまで医療施設・福祉施設に贈るアートとしての再利用や学生や障がい者・高齢者によるアート制作ワークショップの開催など様々な取り組みを段階的に進めてきました。本件では、アート作品から日常的に利用できるアイテムの制作へとシフトし、ワークショップを開催。ワークショップの受講者が次には講師となるシステムを構築することで持続的・循環的な活動となるよう工夫しました。今後も同様のワークショップを継続すると共に、将来的には壁紙文化として、日本の布文化にある「端切れ」のように「ハクロス」と呼ばれることを目指して活動の幅を広げていく方針です。

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アップサイクル サーキュラーエコノミーへの実践

廃棄となる壁紙から雑貨制作ワークショップを開催.




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資源・エネルギー・食料の需要増大や廃棄物発生の増加が世界全体で大きな課題となり、従来の一方通行型経済活動(リニアエコノミー)から、持続可能な形で資源を再利用していくアップサイクルを含むサーキュラーエコノミーへの移行が企業規模を問わず求められつつあります。一方でマンション販売においては、以前より建設現場やモデルルーム開設の際、施工上、最大限の工夫をしても余剰の壁クロスが発生することが避けられず、大きな課題となっていました。廃棄していたこれらのものを再利用するシステムを構築することは、時代の流れからも必然であり、当アクションの立案に至りました。

全国のモデルルームや
MIRARTHホールディングスグループ各社の本社などで
壁紙雑貨制作のワークショップを開催

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壁紙でアート作品を制作・寄贈

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小さな行為でも、社会に大きな影響を。

小規模なアート作成からスタートしたプロジェクトを、需要の多い実用アイテムに変えることで規模を広げて行きました。モデルルームで行ったワークショップはマンション購入の検討者のみならず近隣の方も参加できるよう条件を整え、集まった多くの親子がゴミという概念の変化やリサイクルの必要性を新たに認識。壁クロスから実際に使える実用アイテムを作成し、また、それを寄贈することで、リサイクルの試みを広げることとなり廃材活用の幅も大きな広がりを見せています。

ものには訳があります
treasure hunt co-creation club