一生ものを一緒に

発想の源泉

クリエイトする者達

大空の下、人々の交流を生み出す、天空のポケットパーク レーベン東川口GRANDEST

本物件は“川口市の北の新たな拠点”といわれる東川口駅駅前に位置し、低層部には行政センターや交番が組み込まれた公共施設一体型の大規模レジデンスです。 その特性ゆえに、レジデンス周辺には不特定多数の人々が往来し、交通量も多く、子育て世代の親御さんにとっては子供たちの安全性において不安を感じられる方々もおられると想像しました。そこで打ち合わせを重ねながら、マンション内において室内空間だけではなく、外部空間の共用部を作ることで、青空の下で遊びたい子供たちを抱える親御さんの不安を取り除けるのではいかと考えました。通常、1Fに設けることの多い共用施設ですが、低層部には行政施設が入っているため、中層部の本来テラス付き住戸になるお部屋を、キッチンスタジオと併設する形で屋上テラスとしました。併設することにより、お友達同士でパーティーをしながら子供たちを窓から見守り遊ばせることもでき、キッチンスタジオを利用していない方々も、出入り口を別にしていることで、自由に利用できることができます。子供たちがいない時間や気候の良い時であれば、カフェテラスのような感覚でちょっとした仕事の場としても利用できるようになるなど、使い方は様々です。
空の下にあることで、多くのひとが利用できるようになる天空のポケットパークのような施設を設けることで、人々の交流を生み出し、多くのひとが利用しやすい共用施設のひとつの形だと考えました。

PUBLIC-PRIVATE PARTNERSHIP
レーベン東川口GRANDEST

DESIGN POINT  自然の温もりを感じる穏やかなひとときを

決して広くない空間ですが植物の潤いや季節を感じてもらえるように、外周部分に植栽帯を設け、ベンチにも植栽を組み込んだ計画としました。ベンチや床には耐久性に優れた再生木材を使用することで、ぬくもりを感じながら、転んでも安心な安全性にも配慮しました。

レーベン東川口GRANDEST
レーベン東川口GRANDEST
ものには訳があります
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