災害時の困難な状況を疑似体験する

災害時の再現のため居室内の電気は使用不可。

食事は非常食。お湯はマルチクッカーで。
賑わう「あべのハルカス」のすぐ近隣に体験型防災学習施設「あべのタスカル」が設けられるなど、阪神淡路大震災の記憶が受け継がれる大阪。この地のホテルとして防災意識向上への貢献を目指しました。現在、防災に関する情報は増え、防災用品も新製品が続々登場しています。しかし防災用品を実際に開封し、試す機会はそうありません。避難訓練でも実感を伴った体験をするのは難しいものです。そこで実体験を提供する場としてホテルを考えました。当社では地域の防災拠点となる物件の供給など防災の知見を蓄積し、商品開発に活かしてきました。本件は当社マンションの顧客だけでなく、さらに幅広い人々に防災の大切さを伝え、より多くの声に耳を傾けて社会のレジリエンス向上へと反映していく取り組みです。
防災意識は高まっているものの、きっかけがないと具体的な行動に移せない人が多いのが現状。
出典:内閣府「防災に関する世論調査」(令和4年)
災害時の困難な状況を疑似体験する
災害時の再現のため居室内の電気は使用不可。
食事は非常食。お湯はマルチクッカーで。
防災グッズの使い方や必要な機器・備蓄品を学ぶ
備蓄しておいた方がよい物、機器の使い方を学習。
電源はポータブル電源。灯りはランタンを使用。
家族と避難場所や日常の備えについて話し合う
災害時の家族の集合場所について、この機会に決定。
災害時の心構えや行動についても話し合い。
防災対策に関してご家族で考え話し合っていただくことをサポートするために制作した
「“防災Mission7〜我が家の防災ルールを作ろう”」というタイトルの冊子を設置。
宿泊体験で防災を学んだ方々やホテルの従業員、そして近隣にお住まいの方々も、防災体験プランを持つこのホテルの存在が
特に参加された方は、家族と地域の防災リーダー的な