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急速に変化する時代の中で、住まいを理想の空間とするために求められているものはなにか?
みなさまと一緒によりよい住まいの実現を図るために、定期的なアンケート調査を実施していきたいと思います。
急速に変化する時代の中で、住まいを理想の空間とするために求められているものはなにか?
みなさまと一緒によりよい住まいの実現を図るために、定期的なアンケート調査を実施していきたいと思います。
今回はキッチンにフォーカスした調査結果を前編・後編の2回に分けてご紹介します。
<調査概要>
調査方法:T’s WEBアンケート/調査対象:T’s WEB読者様
調査期間:2023年9月11日~10月31日/全体回答数:667件
今お住まいの住宅の中で不満に感じている部分はどこですか?
その他、「仕様・設備」「玄関」なども多くの回答をいただきました。今回は一番多くの回答をいただいた「キッチン」にフォーカスしていきたいと思います。
また、今回アンケートにお答えいただいている方は「戸建て(持ち家)」にお住いの方が一番多かったです。
Q1で「キッチン」と回答された方は具体的に
どういった部分を不満に感じていますか。(自由記述)
自由記述での回答としましたが、49%と約半数の方が感じていた不満はスペースについてのものでした。
家事をする際に長い時間を過ごす場所だからこそ物が多くなりがちになったり、導線が気になったりするのかもしれません。
それでは逆に理想とするキッチンはどんなものなのでしょうか?
いくつか選択肢を設定したうえで選んでいただきました。
皆様ならどのキッチンが理想的でしょうか?
あなたにとっての「理想のキッチン」は次の選択肢のうちどれですか?
一番多くの回答をいただいたので「オープンだが、手元が隠せるカウンターがついたカウンターキッチン」で、全体の約1/3を占めました。
水はねや油はねを防止できたり、来客時にもダイニング側からキッチンが見えにくいなどのメリットがあり、機能性が高いキッチンです。
それに対して「アイランドキッチン」や「フルオープンキッチン」は開放感があり、おしゃれなイメージがある一方、
キッチンが見えやすかったり、においや汚れが広がりやすかったりと機能面でのデメリットもあるキッチンです。
それに対して、「コンパクトさを追求したミニキッチン」という回答はわずか6%となりました。
やはりQ.2でも不満ポイントとして多くの回答があった「スペース」は大切な要素となってくることがわかりました。
次回は後編として、今回のアンケート結果をもとに
キッチンの設備や仕様について掘り下げていきたいと思います。