防災キット普及活動「普段の防災意識を高める外出先等での個人防災キットデザインの取り組み」

AWARDS

防災キット普及活動
「普段の防災意識を高める外出先等での
個人防災キットデザインの取り組み」

おしゃれに、スマートに、いつもそばに置いておける、個々のT・P・Oに合わせた防災対策をサポートするキットを目的に開発。デザイン性を工夫することで職場や外出先でも関心を高め、日常から防災意識への注目を喚起するための防災キットを開発・普及する取り組みです。

防災キット普及活動「普段の防災意識を高める外出先等での個人防災キットデザインの取り組み」

審査コメント

災害に遭遇するとき、人はどこにいるかわからない。オフィスにおける防災グッズのあり方に着眼し、A4ファイルボックス型のパッケージに男性、女性、子ども、ペットに分けて防災グッズを収納するというアイデアはシンプルだが実用性が高い。防災グッズはともすると倉庫の奥に置かれたりするものだが、ファイルボックス型にすることで、目に入る場所に置くことに心理的な抵抗もなくなり、災害発生時にすぐに役立つだけでなく、日頃の防災意識向上にも貢献するだろう。

災害時給水、給電生活支援
「タカラの太陽光マンションの災害時にアンシン電気、
アンシン水を住民と地域住民でシェアするシステム」

災害時の共助を支援する新たな災害時共助型マンション。積極的に太陽光発電を推進してきたタカラレーベンならではのマンションのメリットを活かし、マンション住民のみならず周辺住民への電力確保や生成飲料水確保を目指した支援システムです。災害時支援と地域貢献を兼ね備えた、マンションの新たな取り組みです。

災害時給水、給電生活支援「タカラの太陽光マンションの災害時にアンシン電気、アンシン水を住民と地域住民でシェアするシステム」

審査コメント

災害発生時に、マンションが自助だけでなく、地域における共助の拠点となる仕組みを本格的に目指したプロジェクトは他に例がない。災害時に役に立つ設備(ハード)を作ることで、マンション住民と地域住民が共同で行う防災訓練イベント(ソフト)のリアリティは大いに増すであろう。防災設備を通じたコミュニティデザインの可能性も感じさせる。

住まいのアイディア実現システム
「もっとあったらいいな住まいのアイディア実現システム」

住まいをもっと快適で使いやすく。一般の方々の日常にあるアイディアを集め、タカラレーベンが実際に製品化を図り、これからの住宅に反映するプロジェクトです。アイディアの発掘から製品化までを「レーベンラボ・エシカルアクション」がサポートし「社会貢献=社会にもっと良いことをしよう」という取り組みです。

住まいのアイディア実現システム「もっとあったらいいな住まいのアイディア実現システム」

審査コメント

住まいのアイデアを募り、表彰するだけではなく、そのアイデアを実際にマンションへと商品化・製品化していくという取り組み。商品化・製品化の際に、アイデアの発案者に対し報酬を発生させるという点が非常にユニークだ。『「送り手」から「住み手」への発想の転換』をベースにした住まいづくり、というコンセプトを具現化する仕組みとして評価した。今後、さらに回数を重ねることで、消費者目線のよりよき住まいの形を実現することを期待する。