社内の他業務・他部署間の業務共助促進「マルチタスクオペレーションの活性化ワーキングポイントプロジェクト」

AWARDS

社内の他業務・他部署間の業務共助促進
「マルチタスクオペレーションの活性化
ワーキングポイントプロジェクト」

社内をひとつのコミュニティとして考え、全社で目標を45時間以内残業に、他部署、他者の業務を共助。そのインセンティブとして休暇ポイント制を導入し、社内業務の助け合い制度に活用。さまざまな特技や事情をもつ社員たちに活躍の場が生まれ、会社は一から教育するコストも軽減でき、さらにはBCP(Business Continuity Plan)緊急時の事業継続のため人材育成ともつながります。社内ワーキングポイントとマルチタスクを活用した新たな働き方、休み方の活性化の取り組みです。

社内の他業務・他部署間の業務共助促進「マルチタスクオペレーションの活性化ワーキングポイントプロジェクト」

審査コメント

企業における部署間の人材の受け渡しは社員のやりがいの向上や成長機会の創出などの観点からよく提案されるアイデアではあるが、実際には労働法制や不公平感の醸成など諸処の事情から実現に至らないケースが多い。このサービスでは、社内をひとつのコミュニティとして考え、他部署、他者の業務を共助。そのインセンティブとして勤務時間内で使用可能な社内時休ポイント制、休暇ポイント制を導入し、社内業務の助け合い制度に活用することで上記課題の解決に一つの具体案を提示している。こちらのサービスはまだサービスを開始して間もなく、実績は不十分であるが、働き方改革を先駆けてきた企業ならではのビジネスモデルのアイデアの着眼点と今後の広がりを期待しての、評価となった。

働き方の改善改革の取り組み
「働き方のアイディアを募集し、実現する取り組み
グッドワーキング100選、ベストアイディア実現プロジェクト」

2016年、2017年の2年間にわたりタカラレーベングループ社員413名(2017年度)による社内公募で集まった、「もっと質よく働こう」をテーマに集めた声をデータベース化し、その中からグランプリ表彰も行い、実際の社内業務に反映。さらに一般の社会でも役立てていただくことを目的に、優秀なアイディアを「グッドワーキング100選」として公開し、他の企業にもグッドワーキングのアイディア資産として活用いただき、広く実現の拡大化を図ります。

働き方の改善改革の取り組み「働き方のアイディアを募集し、実現する取り組み グッドワーキング100選、ベストアイディア実現プロジェクト」

審査コメント

働き方改革は企業・被雇用者の双方にとって急務と謳われながらも、満足感が得られない現状にある。タカラレーベンの本取り組みの評価すべき点は、企業手動で始めるが働く現場のアイデアを評価・実践するだけでなく、情報をプラットフォーム化して外へ発信することで社会を刺激し、それと同時に「自分のアイデアが社会へ発信され価値を生む」という自信につながることで、社内の意識レベルを高めるという、持続性のある仕組みとなっている事だ。企業が仕組みを巧みに設計できることで現場が活きいきと能力を発揮し、双方の力で外へ発信する環境が整う。従業員と企業成長の相互性における良い実例だ。

もっとあったらいいな 住まいのアイディア
「新型集荷ボックス+郵便ポスト付宅配ロッカー」
(ソコポス・ソコタク)

郵便局や郵便ポストでの回収が前提だった郵便物を、集合住宅内に設置された専用郵便コーナーでも集荷を可能にした、マンション内私設郵便ポスト付宅配ロッカー「ソコポス」(2017年G賞受賞)。郵便業者との連携により誕生したこの宅配ロッカーが、さらに宅配業者の集荷を可能にしたスーパー宅配ボックスへと進化。消費者・運送業者の双方が、現在必要としている物流サービスの効率化を最大限に推し進めます。

もっとあったらいいな 住まいのアイディア「新型集荷ボックス+郵便ポスト付宅配ロッカー」(ソコポス・ソコタク)

審査コメント

集合住宅のロビーで郵便機能に加え、宅配ボックス機能に加え、全ての宅配業者の集荷に対応するシステムは社会インフラとして、今後益々需要の増加が予想される物流サービスの効率化と利用者にとっての利便性に大いに貢献するだろう。決済もクレジットカードの他、現金でも対応するなど幅広い利用者のニーズに対応していると感じた。また、今後は集合住宅だけではなく公共空間、商業空間での展開も期待したい。