新築分譲マンションには、青田売りと呼ばれる建物完成前に販売をする物件と、
建物が完成してから販売をする完成済物件があります。
完成済物件は建物が既に建っているからこそ、建物内やお部屋の中のチェックはもちろん、
家賃など無駄な費用が掛からなくなるなど、様々なメリットがあります。
そのポイントをご紹介していくので、物件選びの参考にしてみてください!
住宅ローンの金利や税制の優遇メリットは、建物引渡し時点の条件が適用されます。契約時に低金利でも、引渡しまで数カ月〜1年以上掛かる青田売り物件では、金利が上がっている可能性があります。完成済物件では、現在の低金利のままローンを組めます。
住みたいお部屋を見学するときは、日当たりや眺望、間取りの動線、収納の高さ・幅・奥行き、コンセントの位置など、図面だけでは分かりづらいところまでチェックしましょう。自分の暮らしに合っているか、不便な点はないかなど、把握しておくことが大切です。
既に入居されている方がいる物件では、リアルな暮らしを体感・イメージがしやすくなります。将来の資産性にも関わる管理状況や共用施設の利用状況などをチェックでき、また住民同士の交流やコミュニティの様子がわかることもあるため、物件選びの参考になります。
建物の大きさ、向き、壁の色味など、実物を自分の目で確認ができます。さらに写真やCGとは違い、近隣の建物や敷地との位置関係など、お部屋の中から確認できるので、入居後のイメージギャップがなくなります。
契約・諸手続き完了後に入居できるため、賃貸に住んでいる場合は、新居に引越すまでの期間の家賃が不要となります。買替えの場合でも、現在の住まいの売却時期にもよりますが、仮住まいを探して引越す手間や費用が掛かりません。