STRUCTURE 1
暮らしと建物を守る「免震構造」
高度な耐震安全技術「免震構造マンション」
これまでの耐震構造の建物では、地震の激しい振動は避けられませんでした。従来の地震対策が、建物自身の強化を目的としていたからです。そこで新たに開発されたのが「免震構造」です。この構造は建物と地盤との間に緩衝材を設置することで、地震の揺れを建物に直接伝えずに吸収し、建物全体がゆっくりと揺れる仕組みを作っています。建物全体に加わる地震の力が減少するため建物の変形も小さくなります。免震構造は地震のエネルギーを分散し、大きく長い揺れを低減する免震装置を基礎部分に設置。建物がゆっくり揺れることが特徴です。
免震装置は水平方向には柔軟に動くため、地震の激しい振動をやわらげます。

地盤調査
地盤調査とは、構造物などを建てる際に必要な地盤の性質の把握などを目的として、地盤を調査することです。
概念図
鉄筋コンクリート構造(RC構造)
鉄筋とコンクリートを用いた建築の工法です。コンクリートの圧縮に強い性質と鉄筋の引張りに強い性質を組み合わせた構造です。
概念図
配筋検査
設計図に基づいて正しく鉄筋が配置されているかを工事監理者によって検査しています。また、審査機関(特定工程)の検査を受けます。

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コンクリート
圧縮に対する強度が非常に大きく、主に荷重を支える構造部材として多用されています。
概念図
鉄筋
鉄筋コンクリートに用いる鉄筋に、日本工業規格(JIS)に合格した鉄筋を使用しています。
※D○○とは鉄筋の太さを表します。
概念図
コンクリートスランプ試験
スランプとは凝固前の生コンクリートの流動性(やわらかさ)を示す値です。スランプ値はJISで規定されており、本物件では、コンクリートスランプ試験を行い、スランプの値が適切であるかチェックをしています。
※レベルコンクリート等を除く
概念図
コンクリートチェック
建築現場に届いたコンクリートは、受入検査で入念にチェックされます。項目は配合強度、空気量、スランプ値、塩化物含有量、温度など、指定数量ごとの検査をクリアしたものが送られます。
※レベルコンクリート等を除く

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ラーメン構造
柱と梁の接点が変形しにくく、接合する部分がしっかり固定された「剛」接合になっている構造です。
概念図
圧縮強度試験
外力に対してどのような強さを持つかを見る目安が強度です。材齢28日経過後、実際に圧力を加え、設定した以上の強度があることを確認しています。
※レベルコンクリート等を除く
概念図
STRUCTURE 2
コンクリート強度(設計基準強度)
本設計では、設計基準強度Fc=約30N/㎟〜約36N/㎟としました。これは1㎡当たり約3,000トン〜約3,600トンもの重量を支えられることを示しています。
※杭・付属建物・レベルコンクリート・土間コンクリート・外構擁壁等を除く。※コンクリートの構造設計の際に基準とするコンクリートの圧縮強度、コンクリート打設後、材齢28日経過(材齢28日)を標準としています。
コンクリート水セメント比
水セメント比はコンクリートを作る時の水とセメントの割合です。水の量が少ないほど強度が高くなり耐久性はアップします。
■ コンクリート構成例グラフ
※付属建物・外構部・杭・レベルコンクリート・土間コンクリートを除く
ダブル配筋(耐力壁)
壁の中でも耐力壁と呼ばれる戸境壁(住戸と住戸を隔てる壁)等は、地震時などに建物にかかる水平力のほとんどを負担する重要な部材となります。そのため、耐力を十分確保できるように、鉄筋を一列に配置するシングル配筋にかわり、ダブル配筋を採用しています。

概念図
外壁(屋外側仕上)
妻側の外壁のコンクリート厚(RC)は、約180mm以上、他外壁はALCとしました。
●外装塗材(吹付タイル等)コンクリートの仕上げに、樹脂系等の塗装素材を塗布する方法です。
概念図
˝戸境壁
住戸と住戸の間を区切っている壁を戸境壁といいます。耐火性能、遮音性能の基準が法令により定められています。各住戸の戸境壁のコンクリート厚を約180mm確保しています。
概念図
外壁(室内側仕上)
外壁の室内側は外壁コンクリート(一部ALC)に対し、断熱材を使用し、空気層を設け、プラスターボードにビニールクロスで仕上げています。
概念図
外装塗材(吹付タイル等)で
コンクリートをガード
外装塗材(吹付タイル等)などの施工により、コンクリートをガードします。美しさばかりでなく耐久性もしっかりと高めます。
※外装塗材(吹付タイル等)色は物件によっては異なります。詳しくは係員にお尋ねください。

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ひび割れ防止対策
外壁の要所に目地を設け、発生するひび割れを誘発目地に集め、その他の場所でひび割れを生じにくくしています。
※一部を除く
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遮音対策
音の伝導が気になるパイプスペースの配管部分に遮音材を巻き、音の伝わりを軽減しました。
※エアコンドレン用PSを除く
概念図
給水管には防錆対策
住戸内の給水・給湯管には熱に強く、耐久性に優れた樹脂製の架橋ポリエチレン管を使用することで、錆の発生を防ぐことができるようになりました。
概念図
共用給水管には耐震型高性能ポリエチレン管
高性能ポリエチレン管は耐震性、耐食性に優れており、錆の発生がありませんので衛生的な環境を保てます。
概念図
断熱性の高い複層ガラス
各住戸の開口部のサッシには、2枚のガラスの間に空気層を設けた複層ガラスを採用しています。1枚ガラスに比べ、断熱性が高まります。
※一部を除く
概念図
防火防音措置工法及び排水竪管
音の伝導が気になる居室に面するパイプスペースの配管部分の音の伝わりを軽減します。キッチン、浴室、トイレなどで流した排水音を抑制するため、排水竪管には樹脂製単管式排水システムを使用しています。
概念図
建物の防水・断熱性能
外気に接する最上階の屋根部分にさまざまな工夫がなされています。一つ目はコンクリート躯体で勾配をとり、室内への雨漏りの原因となる水たまりができないように考慮し、シートによる防水処理を行っています。二つ目は外断熱(一部内断熱)処理。これはコンクリートの外で断熱し、外気の寒暖を遮断することで冷暖房効果を高め、結露やひび割れの発生を軽減する効果があります。最下階のスラブ下にも、断熱材を施しました。断熱効果が向上し、結露防止に有効な他、冷暖房効果も高めます。
概念図
冷蔵庫のコンセントを床から
約190cmの高さに設置
冷蔵庫電源コードが、冷蔵庫の下敷きになって破損し、そこから火災が起きることがないように、冷蔵庫置場には床から約190cmの高さにコンセントを設置。
概念図
コンクリートかぶり厚
劣化しにくい構造躯体を実現するには鉄筋コンクリートの中性化対策が施されているかによります。中性化を防ぐひとつの策は鉄筋を覆っているコンクリートの厚さ(かぶり)を適切な厚さで確保することが効果的であるとされています。そこで、本物件では、コンクリートのかぶり厚を土に接しない部分は約30mm〜約50mm、土に接する部分は約50mm〜約70mm確保し、耐久性を保っています。
中性化とは…
コンクリートは空気中の炭酸ガスと結びついて、アルカリ性から中性に変化します。この現象を中性化といい、表面から長い年月をかけて徐々に広がっていきます。中性化が進むと、鉄筋を酸化させ、建物の耐久性を損なう恐れが高まります。

概念図
生活音に配慮した二重床・二重天井
「二重床&二重天井」は、直仕上げの床・天井に比べメンテナンス性が非常に良くなります。居室床には、振動を吸収するクッションゴムを支持脚に装備し、⊿LL(Ⅱ)-3等級相当(メーカー表示)の遮音性能を備えた二重床構造を採用しました。
概念図
※遮音性能(⊿等級)は、JIS規格で定められた測定方法で測定した値であり、実際の住戸内での遮音性能を示すものではありません。※スラブの工法・厚み・面積により実際の性能は異なる場合があり、性能を保証するものではないことをあらかじめご了承ください。
STRUCTURE 3
セコムセキュリティシステム(24時間遠隔監視システム)
各住戸または共用部分の各種センサーが異常信号を感知したら管理事務室を経由してコントロールセンターに自動転送され、専門スタッフが24時間迅速に対処します。平日日中は管理事務員による有人管理となります。(時間については係員におたずねください)
概念図
※サービス提供はセコム株式会社です。ただし住戸内、共用部分の設備及び管理事務室の住宅情報監視盤はセコム社製以外のものとなります。
オートロックシステム
不審者の侵入対策を強化し、来訪者のアプローチ上にオートロックシステムを採用。外部にいる来訪者を住戸内のカラーモニター付インターホンにより音声と映像で確認しオートロックを解錠する安心のセキュリティーシステムです。
概念図
インターホン
エントランスへの来訪者を音声と7インチ大型画面で映像確認できます。不在時、来訪者があっても録画録音機能で確認。不審者や煩わしい勧誘を建物内への出入りを制限することができます。

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ディンプルタイプのシリンダーキー
ピッキング対策として、玄関錠には約1,000億通りのキーパターンをもち、きわめて複製が難しいディンプルシリンダー錠を採用。また、鍵は差し込む方向を選ばず、操作がスムーズなリバーシブルディンプルキーとしました。

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かざすだけで解錠する
ノンタッチキー
住戸玄関のディンプルキーの持ち手部分に、ICチップを内蔵。風除室等でセンサーにかざすと非接触認証を行い解錠します。ノンタッチキーをリーダに近づけるだけで共用エントランスの自動ドアの開扉ができます。
※6本中、4本はリーダー式

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防災備蓄倉庫を設置
地震など万一の災害の際に使用する防災備品をストックして防災倉庫として使用できます。

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強化ガラス
普通のガラスに比べ3〜5倍程度の強度を持つ強化ガラスを採用しました。
※エントランスのみ。

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消火器
初期消火の際に人が操作する、持ち運びできる消火器を共用部に設置しています。

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Quality Control
MULTIMEDIA
マンション等集合住宅の共用部まで光ファイバーを引き込み、宅内まで専用のLAN ケーブルを利用した高速常時接続サービスです。高速通信の「UCOM 光 レジデンス」なら、高画質な動画鑑賞も、24時間お好きな時にご家族でお楽しみいただけます。
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※本サービスは、ベストエフォート方式のサービスです。速度は理論上の最高値であり、実効通信速度、回線品質を保証するものではありません。
※別途使用料が掛かります。
AFTER SERVICE
たからの10 for All (専有部メンテナンスサービス)
お引渡し後10年間にわたって、オーナー様の安心な暮らしをサポートいたします。[ 3つのサービス&付加価値を高めるサポートで10年間を支えます ]
たからの「10 for All」は、マンションご購入のオーナー様の住まいに、10 年間にわたる安心をご提供。住まいの不具合などに関する充実のサポートで、オーナー様の人生に寄り添います。
※本サービスの詳細条件については、サービス約款をご確認ください。詳しくは係員にお尋ねください。
サブリースシステム 家賃保証システム※1
タカラレーベンのグループ会社の
※定期的な家賃の見直しがあります。
※借地借家法第32条の規定により減額されることがあります。
マンションオーナー様から物件を借り上げ、入居者様に貸し出すシステム。万一借り手が見つからなくても毎月一定の家賃を受け取れます。
フラット35適合証明書
「フラット35適合証明書」を取得予定です。第三者機関の検査に合格すると交付される証明書になります。「フラット35適合証明書」が交付されるとフラット35が適用可能となります。
暮らしがいつまでも快適であり続けるために「長期修繕計画」
新築のような快適な状態を維持させ、建物の寿命を長く保持するための備えが「長期修繕計画」です。具体的には、屋上防水や鉄部塗装、外壁の改修、給排水設備のメンテナンスなどが中心となりますが、この他にもたくさんの項目が修繕の対象となります。従ってそれぞれの項目について修繕時期を細かく設定し、修繕を行っていくことが大切です。また、修繕に必要な資金も計画に合わせて計算し、随時見直しを行いながら、修繕積立金として積み立てていくことになります。グループ会社である株式会社レーベンコミュニティ(管理会社)では、長年にわたるマンション管理で培った建物の保守・修繕のノウハウを活かした長期修繕計画を提案しています。
株式会社レーベンコミュニティ
安心で快適な暮らしを叶えるために行き届いたマンション管理が必要です。皆様の良質なコミュニティ形成に協力することは、マンション管理会社に課せられた重要な仕事と考えています。株式会社レーベンコミュニティでは、安全・安心・資産維持に向けた適切な建物点検の実績はもちろん、日常からの管理活動をしっかりとサポートし、皆様に充実したサービスを提供します。
※上記表は、長期修繕計画の一般的な目安を表しています。詳しくは係員までお尋ねください。
※1 保証主体:株式会社レーベントラスト運営・査定、一般募集賃料の85%を保証いたします。入居者の募集期間として、60日の猶予をいただきます。契約期間:2年3か月、以後2年毎更新。保証内容:賃貸住戸を借上げし、入居者の募集・契約・賃料徴収、クレーム対応、契約更新、退去確認までの賃貸管理業務をオーナー様に代わって行うサービスです。なお、建物の附属施設(駐車場・自転車置場等)のサブリースはいたしておりません。入居者が使用する場合は、管理規約の定めに従って対応します。定期借家契約の場合は、契約できません。詳しくは係員にご確認ください。