構造安定に関する基礎知識
住宅は、地震、暴風、積雪などさまざまな力の影響を受けます。これらの力の影響が大きくなると次第に損傷を受けたり、時には壊れたりして財産としての価値を失ったり、居住者の生命が脅かされてしまうことがあります。タカラレーベンでは柱や梁、主要な壁、基礎などの構造躯体の強さ、またこれらを併せて、構造躯体の強さを十分に発揮するための前提となる基礎や地盤に関する情報も重要視し、マンション事業に取り組んでいます。
直床・二重天井
「二重天井」は、直仕上げの天井に比べメンテナンス性が非常に良くなります。床スラブのコンクリート厚は約220mm~約240mm以上を確保しています。(一部を除く)床材は「ΔLL(Ⅰ)-4」(メーカー表示)の遮音性能を備えた床材を採用しました。
※遮音性能(⊿等級)は、JI S規格で定められた測定方法で測定した値であり、実際の住戸内での遮音性能を示すものではありません。
※スラブの工法・厚み・面積により実際の性能は異なる場合があり、性能を保証するものではないことをあらかじめご了承ください。
概念図
※遮音性能(⊿等級)は、JI S規格で定められた測定方法で測定した値であり、実際の住戸内での遮音性能を示すものではありません。
※スラブの工法・厚み・面積により実際の性能は異なる場合があり、性能を保証するものではないことをあらかじめご了承ください。
アウトフレーム
アウトフレームとは、柱型や梁型などのフレームを室外に出す設計のことです。従来、室内側に柱型や梁型が出っ張るため、家具の配置に制約が出たり、無駄な空間が生じたりしました。アウトフレーム設計では室内側がすっきり、デッドスペースなどが発生しないので空間を有効に使えます。
※一部除く
概念図
断熱性の高い複層ガラス
各住戸の開口部のサッシには、2枚のガラスの間に空気層を設けた複層ガラスを採用しています。1枚ガラスに比べ、断熱性が高まります。
※一部を除く
概念図
備蓄倉庫を設置
地震など万一の災害の際に使用する防災備品をストックして備蓄倉庫として使用できます。
※維持管理については管理組合がおこないます。
なお、備蓄倉庫内の防潮板以外の備品等は、管理組合設立後の購入となり、管理組合の負担となります。
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※維持管理については管理組合がおこないます。
なお、備蓄倉庫内の防潮板以外の備品等は、管理組合設立後の購入となり、管理組合の負担となります。
地盤調査
地盤調査とは、構造物などを建てる際に必要な地盤の性質の把握などを目的として、地盤を調査することです。
概念図
コンクリート強度(設計基準強度)
本設計では、設計基準強度Fc=約30N/㎟~約36N/㎟としました。これは1㎡当たり約3,000トン~約3,600トンもの重量を支えられることを示しています。
※杭・付属建物・レベルコンクリート・土間コンクリート・外構擁壁等を除く。※コンクリートの構造設計の際に基準とするコンクリートの圧縮強度、コンクリート打設後、材齢28日経過(材齢28日)を標準としています。
概念図
耐震構造
柱や梁で架構を構成し、一部に耐震壁を設けることで、柱・梁・壁の強度と粘り強さを組み合わせ、地震に耐えるように工夫した耐震構造を採用しています。
概念図
圧縮強度試験
硬化したコンクリートが、外力に対してどのような強さを持つかを見る目安が強度です。本物件では、JIS認定工場にてコンクリート技士による管理のもと配合されたコンクリートの一部を、現場の受入検査で採取し、圧縮強度試験を行っています。材齢28日が経過した後、固まったコンクリートに実際に圧力を加え、設定した以上の強度があることを確認しています。
※捨てコンクリート等を除く
概念図