



住宅は、地震、暴風、積雪などさまざまな力の影響を受けます。これらの力の影響が大きくなると次第に損傷を受けたり、時には壊れたりして財産としての価値を失ったり、居住者の生命が脅かされてしまうことがあります。タカラレーベンでは柱や梁、主要な壁、基礎などの構造躯体の強さ、またこれらを併せて、構造躯体の強さを十分に発揮するための前提となる基礎や地盤に関する情報も重要視し、マンション事業に取り組んでいます。

![]() 本設計では、一般的なコンクリートよりも強度を強め、設計基準強度Fc=30N/mm2(杭は105N/mm2)としました。これは1m2当たり約3,000トンもの重量を支えられることを示しています。 ![]() |
![]() 地盤調査とは、構造物などを建てる際に必要な地盤の性質の把握などを目的として、地盤を調査することです。この調査により、地盤強度などが判明し、設計を行い構造物が施工できるようになります。 ![]() |
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![]() 床スラブのコンクリート厚は約200〜230mm以上を確保(一部除く)。床材は「 ![]() |
![]() 柱や梁などのフレームを室外に出す設計のことです。従来、室内側に柱型や梁型が出っ張るため、家具の配置に制約が出たり、無駄な空間が生じたりしました。アウトフレーム設計では室内側がすっきり、デッドスペースなどが発生しないので空間を有効に使えます。(一部除く・バルコニー側のみ) ![]() |
![]() PC鋼線を緊張させることにより吊り上げ力を高め、住戸内に出る小梁を無くし、すっきりとした住居空間を実現しました。(一部除く) ![]() |
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![]() ●吹付けタイル ![]() |
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![]() 室内の給水・給湯用配管には熱や腐食に強いポリブテン管を使用した保温ヘッダー方式を採用。ヘッダーと呼ばれる中央分岐から保温筒付きのポリブテン管を通してそれぞれの水栓へ配管するため、水量も安定します。 ![]() |
![]() 従来の給水管が長時間の使用によりサビの生じる可能性があるのに対して、サビに強く赤水を防ぐ素材を使用したサップス工法を採用しました。 ![]() |
![]() 音の伝導が気になる居室に面するパイプスペースの配管部分の音の伝わりを軽減します。 ![]() |
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![]() 外気に接する最上階の屋根部分にさまざまな工夫がなされています。一つ目はコンクリート躯体で勾配をとり、室内への雨漏りの原因となる水たまりができないように考慮し、アスファルトによる防水処理を行っています。二つ目は外断熱(一部内断熱)処理。これはコンクリートの外で断熱し、外気の寒暖を遮断することで冷暖房効果を高め、結露やひび割れの発生を軽減する効果があります。 ![]() |
![]() 最上階の屋上部分は、太陽熱や雨水の影響を最も受ける場所です。そこで屋上スラブの上部にはアスファルト防水を施し、断熱材を敷き詰めた外断熱を採用(一部内断熱)しています。外気と日射、雨水の影響からしっかりと建物を保護し、断熱効果を高め雨漏り等も防止しています。 ![]() |
![]() 最下階住戸のスラブ下にも、断熱材を施しました。断熱効果が向上し、結露防止に有効なほか冷暖房効果も高めます。 ![]() |

![]() 冷蔵庫電源コードが、冷蔵庫の下敷きになって破損し、そこから火災が起きることがないように、冷蔵庫置場には床から約190cmの高さにコンセントを設置しています。(一部除く) ![]() |
![]() 初期消火の際に人が操作する、持ち運びできる住宅用消火器を各住戸の下足入れ内に設置。また、住戸に面していない共用部にも消火器(ABC10型)を設置しています。 ![]() |
![]() 建物外の送水口と3階以上の階に設けられた放水口を配管で結んだ消防用の設備です。 ![]() |
![]() 耐火性、断熱性、耐久性が高い特徴を持つ軽量コンクリート版ALCを壁などに用いました。このパネルをロッキング(回転)機能を持たせたロッキング工法で固定することにより、地震時なども壁に力が伝わらずヒビ割れや脱落も防ぎます。 ![]() |
![]() 2棟の建物は地震時に別々に揺れても衝突しないだけの間隔を設けて作られます。その間をつなぎ変形に追随できるようにジョイント金物を取り付けています。 ![]() |
![]() 万一、火災が発生した場合に廊下側だけでなく、バルコニーからも地上などへ速やかに避難できるように、バルコニーに避難ハッチを設けました。避難ハッチのない住戸は、バルコニー間の隔壁を破り、他の住戸に設置した避難ハッチを利用することができます。 ![]() |
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![]() 壁付の柱は地震時に力が集中し、崩れやすくなります。適切に構造スリットを設けることで集中を回避し、建物の崩壊を防ぐことが可能です。「当マンション」では、腰壁や袖壁などに構造スリットを設けて建物を守っています。 (一部除く) ![]() |
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![]() シックハウスの原因とされる、ホルムアルデヒドの発生が極めて少ないF☆☆☆☆等級の壁紙・建材を使用。安心して暮らせる真の快適性を追求しています。 |
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クロス材や接着剤にはホルムアルデヒドの揮発を極小に抑える最高レベル建材「F☆☆☆☆(フォースター)」を採用しました。


![]() 内装材・下地材には日本工業規格JISの最高規格である「F☆☆☆☆」低ホルムのパーティクルボード・木質繊維板を使用しています。 ![]() |
![]() 内装材・下地材には日本農林規格JASの最高規格である「F☆☆☆☆」低ホルムの合板を使用しています。 ![]() ※上記放散量は、JIS,JAS 規格による内装材の数値で、実際の室内値として保証するものではありません。 |
![]() 平成15年7月より、シックハウス対策のため、建築基準法が改正されました。この改正は、シックハウスの原因となる化学物質の室内濃度を下げるために、建築物に使用する建材や換気設備を規制するものです。 |
![]() 一般的にシックハウスとは、住宅の新築またはリフォーム時に使用する建材などから放出する揮発性化学物質(ホルムアルデヒド、トルエンなど)が、人体に触れたり吸引されることにより、頭痛や目・鼻・喉の痛み、吐き気などの健康障害を引き起こすことを言います。 |
![]() ホルムアルデヒドは、接着剤に含まれる化学物質で、常温では無色の気体です。これを水に溶かしたものがホルマリンで、小・中学校の理科の実験室で、生物標本の保存液として使われているように防腐剤として利用されています。これを含んだ接着剤は、防腐性能があり、コスト的にもリーズナブルなことから普及し、住宅でも使われていました。しかし、このホルムアルデヒドが空気中に揮発したものを大量に吸引したりすると、皮膚や粘膜を刺激するといわれ、問題になっています。 |