レーベンハイム戸田ソラリエ|分譲マンション・新築分譲マンション

レーベンハイム戸田ソラリエ | 構造

構造

構造1構造2

BASIC STRUCTURE

コンクリート

セメントに、水、砂利、砂を加えて混ぜ合わせることにより、化学反応(水和反応)を起こし、固体化させたものです。圧縮に対する強度が非常に大きく、主に建築物の荷重を支える構造材として多用されています。より強度・耐久性・作業性をもたせるために、混合方法(配合・養生・製造方法)を選んで使用しています。

コンクリートのかぶり厚

コンクリートは年月が経つにつれてアルカリ性から徐々に中性化していきます。すると鉄筋が錆びやすくなるとともに膨張するため、コンクリートが外に押し出され、ひび割れを生じさせます。これを防ぐには鉄筋を包むコンクリートの厚さ(かぶり厚)を厚くするのが最善といわれています。「レーベンハイム戸田ソラリエ」では、柱・梁において約30㎜~約50㎜のかぶり厚を確保し、耐久性を高めています。

圧縮強度試験(品質管理強度)

硬化したコンクリートが、外力に対してどのような強さを持つかを見る目安が強度です。「レーベンハイム戸田ソラリエ」では、コンクリート技士による管理のもと、配合されたコンクリートの一部を現場でサンプルとして採取し、圧縮強度試験を行っています。一定の期間が経過した後、固まったコンクリートに実際に圧力を加え、設定した以上の強度があることを確認しています。

配筋検査

鉄筋コンクリート造の設計で、鉄筋の配置を決定することを「配筋」、柱・梁・壁・スラブ・基礎それぞれの鉄筋の配置と、寸法・数量・種別などを示した図面を「構造図」といいます。コンクリートを打ち込む前に、この構造図に基づいて正しく鉄筋が配置されているかを建設施工の行程の一環として設計監理者によって行っています。この配筋検査は強度や耐久性にかかわる重要な検査です。

コンクリート水セメント比

水セメント比はコンクリートを作る時のセメントに対して加える水の量のことです。水の量がすくないほど強度が高くなり耐久性はアップします。「レーベンハイム戸田ソラリエ」では、水セメント比を50%以下としました。水セメント比が大きくなればコンクリートの中性化が早まり、コンクリート自体の寿命を縮めてしまうことになります。これを防ぐために最低基準を設け、配合の段階から劣化の軽減を図っています。
※杭・付属建物・外構・土間コンクリート・押えコンクリートを除く

コンクリート強度(設計基準強度)

一般的なコンクリートよりも強度を高め、最大約27N/mm²~約36N/mm²としました。これは1m²当たり約2,700トン~約3,600トンもの重量を支えられることを示しています。

コンクリートスランプ試験

スランプとは凝固前の生コンクリートの流動性(やわらかさ)を示す値です。スランプの値が大きくなるほど流動性の高い生コンクリートだといえます。「レーベンハイム戸田ソラリエ」では、コンクリートスランプ試験を行い、流動性が適切であるかチェックをしています。

コンクリートチェック

工事から建築現場に届いたコンクリートは、受入検査で入念にチェックされます。チェック項目はコンクリートの硬さ、空気量、塩分含有量、温度など、150m²ごとの検査をクリアしたコンクリートがポンプ車に送られ、型枠に流し込まれます。

アウトフレーム設計

柱や梁などのフレームを室外に出す設計のことです。従来、柱と梁で骨組みを支える構造では、室内側に柱型や梁型が出っ張るため、家具の配置に制約が出たり、無駄な空間が発生したりしました。アウトフレーム設計では室内側がすっきり、デッドスペースなどが発生しないので空間を有効に使えます。
(一部タイプ除く)

現場管理

タカラレーベンでは、工事段階でも厳しいチェックを行っています。特にコンクリートの場合、固まってしまうと品質の差を判断することが難しいからです。まして建物が完成してしまうとタイルなどに覆われ、中の状態が見えなくなってしまいます。確かなコンクリートで建設ができるよう、建設現場での管理を綿密に行っています。

二重床・二重天井

床には床面と床スラブとの間に緩衝空間を設けた二重床構造を採用。空気層を挟んでクッションゴム付きの支持脚で床材を支える構造に加えて、
床スラブのコンクリート層は約200mmを確保。床材はLL-40等級の遮音性能を備え、天井も二重構造にするなど下階への生活音の伝導を抑えています。

構造1構造2