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外観完成予想CG

中庭完成予想CG

遺された美意識に敬意を込めて、新たな価値を創造してゆく

Respecting the aesthetic sense left to us, going forward to create new value

小松市に受け継がれてきた石の文化はしっかりと遺されていました。
私たちは、この歴史を紡いできた石材に新たな美意識を吹き込み、さらに未来へと遺すべき庭園を作りました。
穏やかでありながらも凛としたこの庭は、四季折々の色彩とともに、日々視界を楽しませてくれることでしょう。

敷地配置図
完成予想CG

廊下完成予想CG

完成予想CG

ラウンジ完成予想CG

間

語らずにはいられない景色がある

細工町交差点に向いた面はかつての旧邸を思わせるようなデザインを心がけました。
内外での眺めが異なる庭園は、ワイドに配したガラス面からその美しさを見ることができます。
1階共用部のラウンジにおいても、そのデザインは踏襲されています。
庭園が放つ色彩を借景に、そこに集う人が寛げるように配されたオブジェは、「縁側」をオブジェ化したらどうなるだろうか、という発想から生まれています。
ソファというよりは世代を問わず自由に佇める正に「縁側」です。
空間の床や壁面においても素材を厳選し、主役である庭園の風景がまるで絵画のように映し出されるラウンジとなっています。

エントランス完成予想CG

街の雰囲気を大切にしながら、この建築を新しい記憶として繋ぐ。

建築デザインについてまず初めに考えたことは、「荒木邸」跡地であるということです。
新たに何かを創造するというよりは、そこの在るものを継ぎ、何を遺せるだろうかということを念頭に取りかかりました。
灯籠、石碑、石橋、さらには大きな栗の木など、「荒木邸」には、美しい日本庭園を奏る要素が多分に存在していました。
この美学を継承するために、ランドスケープデザインの専門家をチームに迎えました。
小松城の石積や、町屋の格子など小松市に流れてる文化をも取り入れ、様々な人と、
スケッチや模型を使いながら熟考を重ねワンチームとして建築デザインを構築したと思っております。

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旧荒木邸_2025年2月撮影


ARCHITECT DESIGN

遺されたものに敬意を払い、時間と人、街と人を繋ぐ邸宅として、次代へと継ぐ。

力強さというよりは交わったり消えたりと、どこか儚げでありながらも豊かな表情を魅せる日本建築の美学を表現しました。 季節ごとに色を変える庭園や植栽の美しさを際立てるために、ワンマテリアルでデザインしています。余韻や余白を重視した、所謂引き算のデザインです。日本建築によくみられるように、曲線よりは水平垂直のデザインを採用することで、色とりどりの植栽がより美しく引き立ちます。 外壁タイルや石材においても、温かみや深みを重視してセレクトし、建物全体に奥ゆかしさを纏わせています。

代表 / デザイナー

中山 弘規

1983年、 徳島生まれ。多摩美術大学 環境デザイン学科卒業後、デザイン事務所勤務を経て2014年、デザイン事務所 studio/gd 設立。インテリア、家具、プロダクトの分野を中心にデザイン活動を行う。

鳳コンサルタント(株)パートナー
Nakano Landscape Design株式会社

代表取締役 / ランドスケープアーキテクト

中野 正則

1996年大阪府立大学農学部農業工学科(緑地計画工学専攻)卒業後、総合建設会社を経て2000年に鳳コンサルタント(株)環境デザイン研究所に入所。以降、ランドスケープデザインを専門領域として、都市計画・土木・建築デザインを総合的に捉えた環境づくりと豊かな空間創造を目的に活動している。2026年、Nakano Landscape Design株式会社を設立。

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