STRUCTURE 2
断熱性の高い複層ガラス
各住戸の開口部のサッシには、2枚のガラスの間に空気層を設けた複層ガラスを採用しています。1枚ガラスに比べ、断熱性が高まります。
※一部除く
概念図
二重サッシ
二重サッシにすることで結露の発生を抑え、遮音性も向上します。また、気密性も高まり、冷暖房効率も上がります。
※Aタイプ・Bタイプのみ
概念図
給水管には防錆対策
住戸内の給水・給湯管には熱に強く、耐久性に優れた樹脂製の架橋ポリエチレン管を使用することで、錆の発生を防ぐことができるようになりました。
概念図
建物の防水・断熱性能
外気に接する最上階の屋根部分にさまざまな工夫がなされています。一つ目はコンクリート躯体で勾配をとり、室内への雨漏りの原因となる水たまりができないように考慮し、アスファルトによる防水処理を行っています。二つ目は外断熱(一部内断熱)処理。これはコンクリートの外で断熱し、外気の寒暖を遮断することで冷暖房効果を高め、結露やひび割れの発生を軽減する効果があります。最下階のスラブ下にも、断熱材を施しました。断熱効果が向上し、結露防止に有効な他、冷暖房効果も高めます。
概念図
バルコニー避難ハッチ
万一、火災が発生した場合に廊下側だけでなく、バルコニーからも地上などへ速やかに避難できるように、バルコニーに避難ハッチを設けました。避難ハッチのない住戸の居住者は、バルコニー間の隔板を破り、他の住戸に設置した避難ハッチを利用することができます。
概念図
受水槽加圧給水方式
水道水を受水槽に一旦貯留し圧力給水ポンプで各住戸に送水する方式を採用しております。
概念図
給水・給湯配管(樹脂管先分岐工法)
樹脂管先分岐工法は、継ぎ目が工場加工が主となり信頼性に優れ、漏水の防止に有効です。
概念図
樹脂管の特長
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衛生的で安心
有害物質の溶出や、錆の発生などにより、水質に影響を及ぼすことのない衛生的なパイプです。
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内面が滑らかで流れがスムーズ
金属管に比べて内面が滑らかで、摩擦抵抗係数が少ないため、ごみなどが付着しにくく、経年変化による流量の低下がありません。
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高い保温・保冷効果
熱伝導率が小さいため、保温・保冷性に優れています。
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優れた耐食性
酸・アルカリなどに優れた耐薬品性を示します。
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電気絶縁性が良好
優れた電気絶縁性を有することから、金属管とは異なり電食の心配がありません。また、パイプを伝わって漏電を起こすこともありません。
連結送水管
建物外の送水口と3階以上の階に設けられた放水口を配管で結んだ消防用の設備です。
概念図
消火器
初期消火の際に人が操作する、持ち運びできる消火器を共用部に設置しています。
住戸内にパイプスペース点検口
トイレやキッチン、浴室などから出る汚水・雑排水は、パイプスペース内を縦に通っている排水管を通り排水されます。この排水管の点検が行なえるように、住戸内には点検口を設けています。

地震時のエレベーター管制運転
地震の多いわが国ではマンションにもさまざまな対策が施されています。P波・S波センサー採用のエレベーター設置もその一つです。P波とは地震時に起こる初期微動のことで、S波とは本震のことです。そして、このエレベーターなら地震の初期微動を素早く感知し、大きな揺れ(本震)が来る前に最寄り階へ着床。扉が開き外に出られるシステムになっています。
※震源が近い場合はその限りでない場合があります。
概念図
玄関ドアには対震枠を採用
玄関には、枠とドアのクリアランスを通常より広く取った対震ドアを採用しました。これにより、地震で枠が変形しても、ドア本体への変形を防ぎ地震時でもドアを開閉できるよう配慮しています。
概念図
DISASTER PREVENTION KIT
見えない部分にこそ求められる、安心の備え。
レーベン牛久VANTERRACEでは、共用設備として、火災・地震、その他の非常事態に備え、災害時を想定した防災キットを備えております。