STRUCTURE

給水・給湯配管

先分岐工法は、信頼性に優れ、継ぎ目の加工技術やトラブルによる漏水の防止に有効です。

建物の防水・断熱性能

外気に接する最上階の屋根部分にさまざまな工夫がなされています。一つ目はコンクリート躯体で勾配をとり、室内への雨漏りの原因となる水たまりができないように考慮し、アスファルトによる防水処理を行っています。二つ目は外断熱(一部内断熱)処理。これはコンクリートの外で断熱し、外気の寒暖を遮断することで冷暖房効果を高め、結露やひび割れの発生を軽減する効果があります。

消火器

初期消火の際に人が操作する、持ち運びできる消火器具を全住戸に住宅用消化器が設置されます。共用部も設置されます。

構造スリット

壁付の柱は地震時に力が集中し、損傷しやすくなります。適切に構造スリットを設けることで力の集中を回避し、建物の倒壊・崩壊を抑えることが可能です。「レーベンつくばCORIS」では、腰壁や袖壁などに構造スリットを設けて建物を守っています。(一部除く)

ひび割れ防止対策

コンクリートは、経年による乾燥の際に、ひび割れを生じる場合がありますので外壁の要所に誘発目地を設け、その他の場所でひび割れを生じにくくしています。(一部除く)

断熱性の高い複層ガラス

各住戸の開口部のサッシには、2枚のガラスの間に空気層を設けた複層ガラスを採用。1枚ガラスに比べ、断熱性が高まります。

屋上の防水と外断熱

最上階の屋上部分は、太陽熱や雨水の影響を最も受ける場所です。そこで屋上スラブの上部には断熱材を敷き詰めた外断熱を採用(一部内断熱)しアスファルト防水を施しています。外気と日射、雨水の影響からしっかりと建物を保護し、断熱効果を高め雨漏り等も防止しています。

連結送水管

建物外の送水口と3階以上の階に設けられた放水口を配管で結んだ消防用の設備です。

バルコニー避難ハッチ

万一、火災が発生した場合に廊下側だけでなく、バルコニーからも地上などへ速やかに避難できるように、バルコニーに避難ハッチを設けました。避難ハッチのない住戸の居住者は、バルコニー間の隔板を破り、他の住戸に設置した避難ハッチを利用することができます。

タイル、吹付タイルでコンクリートをガード

マンションの美観を演出する、外壁タイル及び吹付タイル。実はこの外壁タイルにはもう一つ大切な役割があります。45二丁掛タイルや吹付けタイルなどの施工により、コンクリートをガード。美しさばかりでなく耐久性もしっかりと高めます。(一部除く)

防火防音措置工法

音の伝導が気になる居室に面するパイプスペースの配管部分の音の伝わりを軽減します。(一部除く)

地下ピットの断熱

最下階住戸のスラブ下にも、断熱材を施しました。断熱効果が向上し、結露防止に有効なほか冷暖房効果も高めます。

受水槽圧力給水方式

水道水を受水槽に一旦貯留し給水圧力ポンプで各住戸に送水する方式となります。水質管理が容易に行える受水槽受水槽の水をポンプで圧力を加えて給水する加圧給水方式を採用しています。受水タンクが屋上ではなく建物敷地内に設置してあるので、清掃や水質管理が容易に行え、供給水量も安定するというメリットがあります。

エキスパンションジョイント

同一建物の異なる棟は地震時に別々に揺れても衝突しないだけの間隔を設けて作られます。その間をつなぎ変形に追随できるようにジョイント金物を取り付けています。

住戸内にパイプスペース点検口

トイレやキッチン、浴室などから出る汚水・雑排水は、パイプスペース内を縦に通っている共用排水管を通り排水されます。この共用排水管の点検が行なえるように、住戸内には点検口を設けています。

排水竪管

キッチン、浴室、トイレなどで流した排水音を抑制するため、排水竪管には硬質塩化ビニル管(カンペイシート巻き)を使用しています。

冷蔵庫のコンセントを床から約190cmの高さに設置

冷蔵庫電源コードが、冷蔵庫の下敷きになって破損し、そこから火災が起きることがないように、冷蔵庫置場には床から約190cmの高さにコンセントを設置しています。

ALC ロッキング工法

耐火性、断熱性、耐久性、遮音性が高い特徴を持つ軽量コンクリート版ALCを壁などに用いました。このパネルをロッキング(回転)機能を持たせたロッキング工法で固定することにより、地震時なども壁に力が伝わらずヒビ割れや脱落も防ぎます。

国土交通大臣から指定された、登録住宅性能評価機関による住宅性能評価書を取得予定

「地震などに対する強さ」「火災に対する安全性」「省エネルギー対策」など9分野の性能項目について、設計段階(設計住宅性能評価書)と建設工事・完成段階(建設住宅性能評価書)の2段階で、第三者機関によるチェックをしております。

構造の安定

地震や風、屋根への積雪などに対し、建物がどの程度強いかを評価。

  • 耐震等級(構造躯体の倒壊等防止)
  • その他(地震に対する構造躯体の倒壊等防止及び損傷防止)
  • 地盤又は杭の許容支持力等及びその設定方法
  • 基礎の構造方法及び形式等

劣化の軽減

新築時の強さをできるだけ長く保つための、耐久性への対策を評価。

  • 劣化対策等級(構造躯体等)

維持管理・更新への配慮

給排水管やガス管、給湯管のメンテナンスのしやすさ(点検・清掃・修理など)を評価。

  • 維持管理対策等級(専用配管)
  • 維持管理対策等級(共用配管)
  • 更新対策(共用排水管)

温熱環境・エネルギー消費量

断熱性を向上するための部材や施工方法などにより、どの程度省エネルギーに貢献するかを評価。

  • 断熱等性能等級