


床には床面と床スラブとの間に緩衝空間を設けた二重構造を採用。空気層を挟んでクッションゴム付きの支持脚で床材を支える構造に加えて、床スラブのコンクリート厚は約200mm(1階床を除く)を確保。置床の床衝撃音はLL45等級(メーカー表示)を採用しました。


トイレやキッチン、浴室などの汚水・雑排水は、パイプスペース内を縦に通っている共用排水管を通り排水されます。この共用排水管の点検が行えるように、住戸内には点検口を設けています。


キッチン、浴室、トイレなどで流した排水音を軽減するため、排水竪管には防音型耐火二層管を使用しています。


集合住宅の住戸と住戸の間を区切っている壁を戸境壁といいます。耐火性能、遮音性能の基準が法令により定められていて、特に防火、遮音性能が強く要求されます。各住戸の戸境壁のコンクリート厚を約180mm確保。隣戸の生活音の伝わりを軽減し、プライバシーや遮音性に配慮しています。


■直結増圧給水方式
給水管からの水圧をポンプで増圧して給水する直結増圧給水方式。
■給水方法
給水管からの水圧をポンプで増圧して給水する直結増圧給水方式は、同時使用時の水圧の変動が少なく、受水槽を設けないため小スペースに設置できます。また水を貯留しないので、つねに新しい水を供給できるため衛生的です。「レーベン新小岩 innovia」では、住戸のどのフロアにもつねに安定した給水を確保するために、この直結増圧給水方式を採用しています。 ※一部除く


玄関には、枠とドアのクリアランスを通常より広く取った対震ドアを採用しました。これにより、地震で枠が変形しても、ドア本体への変形を防ぎ地震時でもドアを閉ざされることがないよう配慮しています。
● 対震枠
上下の枠は傾斜形状になっており、ドアと枠のクリアランスが大きいため、固く閉ざされることはありません。
● 対震ストライク
地震時、ラッチ及びデッドボルトはあらゆる方向に動き、側圧がかかった状態で止まります。対震ストライクは、外圧がかかるとステンレスカバーがつぶれて、ラッチ及びデッドボルトへの側圧をやわらげますので、通常の力で解錠できます。


地震の多いわが国ではマンションにもさまざまな対策が施されています。P波・S波センサー採用のエレベーター設置もその一つです。P波とは地震時に起こる初期微動のことで、S波とは本震のことです。そして、地震の初期微動を素早く感知し、大きな揺れ(本震)が来る前に最寄り階へ移動。扉が開き外に出られるシステムになっています。
※震源が近い場合はその限りでない場合がございます。

