万一、地震による停電で給水ポンプが作動しなくなっても1階屋外の散水栓で水を使用することができます。「レーベンリヴァーレ坂戸リッツ」では、給水本管から引き込んだ共用引込管に水道栓を設置しているからです。
地震による大きな揺れが起きてガラスが割れた場合、一般のガラスだと、大小様々な鋭い破片となって広い範囲に飛び散ってしまいます。そこで、安全に避難できるよう、エントランスホールなどには強化ガラスを採用しました。(一部除く)
冷蔵庫電源コードが、冷蔵庫の下敷きになって破損し、そこから火災が起きることがないように、冷蔵庫置場には床から約190cmの高さにコンセントを設置しています。

玄関には、枠とドアのクリアランスを通常より広く取った対震ドアを採用しました。これにより、地震で枠が変形しても、ドア本体への変形を防ぎ地震時でもドアを閉ざされることがないよう配慮しています。

地震の多いわが国ではマンションにもさまざまな対策が施されています。P波・S波センサー採用のエレベーター設置もその一つです。P波とは地震時に起こる初期微動のことで、S波とは本震のことです。そして、このエレベーターなら地震の初期微動を素早く感知し、大きな揺れ(本震)が来る前に最寄り階へ移動。扉が開き外に出られるシステムになっています。また、非常用のバッテリーも用意。万一の停電時にも作動します。

火災報知器は、万一火災が発生した場合やキッチン内の温度が一定値以上に上昇すると、インターホン親機や補助音響装置のスピーカーからの警報によって、非常事態を室内外に知らせます。同時に、警報信号が管理事務室を経由して警備会社へ自動通報。迅速な避難や初期消火への対策を実施します。

非常用照明は、避難路となる下記の場所に設置。安全な避難路の確保に配慮しています。
●エレベーター前
●エントランスホール等

新築のような快適な状態を維持させ、建物の寿命を長く保持するための備えが「長期修繕計画」です。具体的には、屋上防水や鉄部塗装、外壁の改修、給排水設備のメンテナンスなどが中心となりますが、この他にもたくさんの項目が修繕の対象となります。従ってそれぞれの項目について修繕時期を細かく設定し、修繕を行っていくことが大切です。また、修繕に必要な資金も計画に合わせて計算し、修繕積立金として積み立てていくことになります。グループ会社であるレーベンコミュニティ(管理会社)では、永年にわたるマンション管理で培った建物の保守・修繕のノウハウを活かした長期修繕計画を提案しています。
